What is Smart

Building

What is
Smart Building

スマート
ビルディングって
なんだろう

スマートビルディングは、高度な制御機能を有した建物であり、
Society 5.0で目指すスマートシティの一要素として取り上げられることが増えてきました。

一般的にはクラウド、IoT (Internet of
Things)・AI (Artificial Intelligence) などの技術を用いて、
既存の設備制御システムでは実現が難しかった高度な省エネ(脱炭素、気候変動対応)や
快適性・利便性の向上等を実現するビルディングを「スマートビルディング」と呼びます。

また、ロボットやAIなどの先端的な技術導入を
行ったビルディングとしての側面もあります。

スマートビルディングの3つのポイント

image

POINT1

拡張性

ビルディング内外のアセットを組み合わせて
提供可能な機能を拡張し、
新たなサービスの創出や追加を行う。

image

POINT2

データドリブン

抽象化されたアセットを基に
サイバーフィジカルシステムを実現し、
データドリブンな制御を可能とする。

image

POINT3

連携性

ビル間協調を典型とした外部アセットとの
連携により、街の構成要素として
より広域なサービスを提供可能にし、
多くの関係者に継続的な価値向上をもたらす。

スマートビルディングで実現されること

脱炭素や省人化、地方創生といった社会課題や
ニーズに対応して、高度化するインフラ(ネットワーク、クラウド、センサー)と共にビルのあり方も変化しています。

スマートビルディングは、移動体の位置情報を含む様々なデータに建物とIoT、AI、ロボットが有機的に連携し、ビルに関わる方々だけでなく、そこで働きそこを訪れる皆様に、安全・安心・快適なより良い価値を提供できる建物です。

What Smart Building Enables

スマートビルディングが実現した将来では、様々なデータが行き交い連携することで、多様な機能を実現することができます。またスマートビル
ディングはビルディングの機能やサービス自体を継続的に高めていけるので、これらの機能はより高度に、より多岐にわたって進化し続けます。ここにいくつか今見えているシーンを示します。

実現できる機能には、「これまでビルディングシステム単体でも出来ていたこと」「ビルディングシステム単体では出来なかったこと」の両方が含まれています。前者は一見不要にも思われますが、スマートビルディングになることでより高度に、拡張性の高い機能になっていくというメリットがあります。

スマートビルディングの技術要素

スマートビルディングの技術要素 図

スマートビルディングを実現する技術要素は「スマートビル総合ガイドライン」の中で示されている他、業界標準化に向けて共創機構の各ワーキンググループで日々議論が進んでいます。ここではその詳細というより、コンセプトに近い全体像を示します。

従来ビルの課題としては以下のようなことが挙げられます。

  • 各システムが個別にデータを保持し、
    連携には個別調整が必要
  • データを共有・管理する主体が存在しない
  • システム独自仕様でデータ利活用が困難

これらを解決する為に、中核にこの差異を吸収するデータプラットフォーム:ビルOSを配置するアーキテクチャが考案されました。具体的にはリアル空間上の様々なビル設備・IoTデバイス・ヒトやロボットの情報を標準化された形で集約し、様々なアプリケーションを実装することでサービスを提供する、という構成です。

これによりサプライヤは面倒な調整を抜きにサービスを提供する事が可能になり、ユーザは実際のデータに基づいた品質の高いサービスを受けることが出来ます。

スマートビルディングによる
持続的な価値向上

持続的な価値向上 図 持続的な価値向上 図 1 持続的な価値向上 図 2

建物のライフサイクルは長く、竣工時にその時点での「ハイスペック」を入れても時間経過と共に相対的にスペックが低くなっていきます。その為あるタイミングで大幅な設備改修を行ってきました。一方、スマートフォンやPCはOSのアップ
デートやアプリケーションなど、細かいタイミングで機能の向上を実現しています。スマートビルディングは、このOSとアプリケーションの関係をビルにおいて実現するものであり、ビルの持続的な価値を維持・向上してゆくことが出来ます。